今回ご紹介するのは、O脚X脚になってしまうメカニズムです。
そもそも、O脚とかX脚ってなに?と思われる方もいらっしゃると思うのでそこからお話しします。
O脚とは普段歩く際に足の外側を使う方に多く見られる脚の形で、特徴としてまっすぐに立つ時に両ひざが外を向いてしまい所謂“ガニ股”と言われる形になってしまいます。
O脚は放置してしまうと、胃下垂や骨盤が大きく開く原因となり、その結果腰痛を誘発します。
次にX脚は普段歩く際に足の内側を使う方に多く見られる脚の形で、特徴としてまっすぐ立った際に両足の間が拳1つ分以上空いてしまう脚の形を指します。
X脚は放置してしまうと内ももが太くなるうえ、骨盤が開く原因となります。その結果腰の外側を痛める他、骨にせん断の力が生じてしまうため、疲労骨折のリスクが高まります。
皆様は割りばしを割る際に少したわみが生じるのは見たことがあるでしょうか?
実は人間の骨にも同様の事が起こっており、X脚やO脚はその割りばし現象と同様の事が起こった結果なのです。要因としては筋肉が硬くなってしまうと短く硬くなってしまうからです。
イメージとしては使わなくなった輪ゴムが元々の状態と比べて小さくなってしまうのと同じです。またこの骨のたわみは長期間放置することで骨が形状を記憶してしまうため元の状態に整える事が困難となってしまいます。
まだ暑さの残るこの時期ではありますが、寒くなる前に一度骨の状態を確認してみませんか?